蓄音器540台とSP盤レコード約2万枚をコレクションする「金沢蓄音器館」(金沢市尾張町2、TEL 076-232-3066)では12月15日、蓄音器やオルゴールなどの音楽でアレンジしたディケンズの小説「クリスマスキャロル」の朗読会を開催する。
「クリスマスキャロル」は、大金持ちなのに超がつくケチで、心が冷たく皆から嫌われている老人が、クリスマスの夜に出てきた幽霊とともに過去と現在と未来を旅し、温かい心を取り戻すストーリー。
せりふ中心の1時間ほどの朗読会には、蓄音器やオルゴールなど館内にコレクションされている機材を駆使し、クリスマスにちなんだ音楽をはじめ、シーンに応じてクラシックやジャズ、ポピュラーなどを大胆に用いてファンタジックな世界を繰り広げる。「かなりドラマチックになっているので、楽しんでいってほしい」と同館関係者は話している。
制作・脚本・音楽=アーサーさん、演出=タカコさん、朗読=紅千代さん・アーサーさん。開催時間は19時~。入場料は500円(ウェルカムドリンク付き)。予約すれば席を確保してくれる。