「ドーナッツプラント」金沢駅店(金沢市木ノ新保町、TEL 076-208-3003)が4月15日、石川県産の食材を使ったドーナツ型のジェラートを発売し、人気を集めている。
アイスクリームの一人当たり消費量が日本一と言われる石川発の新スイーツとして、ドーナツの売り上げが低迷する夏場に向け開発が進められた同商品。「リングジェラート」と名付け、地物の赤崎イチゴ・抹茶・ミルクなど5種類を用意する。県産のもち米で作ったドーナツ型の最中の生地に能登産牛乳を使ったジェラートを挟み、天然色素でカラフルな5色に仕上げた。最中の生地に合うように、サクサクとした食感を生み出すトッピングのコーンフレークには、ビターチョコ・イチゴなど5種類を用意する。
合成着色料・保存料・化学調味料や人口甘味料・増粘剤や安定剤、卵を使わず、自然の素材を生かした手づくりドーナツで親しまれる同店。生地の考案にあたりラスクを使うなど試行錯誤を重ねたが、ジェラートと最も相性がよく和菓子処・金沢の個性を生かした最中を採用した。宮田和雄店長は「地元の素材を使った石川発の新スイーツとして全国に発信したい」と意気込む。
価格は320円(トッピングなしは290円)。営業時間は10時~20時30分。同店のほか富山店でも販売する。