石川県立音楽堂(金沢市昭和町)で3月16日、県の友好地域となっている中国・江蘇省の演芸集団による音楽と踊りの舞台「江南風情~江蘇音楽の調べ」が開催される。
同イベントは、県が1995年に友好交流地域となった同省との交流強化への取り組みの一環として行うもので、2001年の同音楽堂開館時にも同省歌舞劇院が公演を行った。今回は、中国第一級の芸能団を擁する同省の演芸集団の団員総勢38人が来日し、中国の伝統芸能を披露する。
当日は、世界各国で公演を行う二胡演奏家や京劇俳優など、音楽・舞踊などのさまざまな分野の芸能を披露する。中でも、一瞬で面を変える奇術「変面」はマジックとも言える技で人気が高い。プログラムは、舞踊と女子新民族楽「ジャスミンの香り」、女性独唱「美しき太湖と青き柳」、京劇「天女散花」、昆曲と舞踊「桃花扇」、笛と舞踊「蘇州の旅」、二胡独奏「ニ泉映月」、歌舞「素晴らしき日々」など。
県国際交流課の浅田隆さんは「江蘇省演劇集団としての公演は今回が日本初。本場中国の伝統芸能を、ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開演は18時30分。入場料は1,000円(全席自由)。チケットは同音楽堂チケットボックスのほか、チケットぴあ、ローソン、香林坊大和で取り扱う。
※こちらのイベントは、東日本大震災のため中止となりました。