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アスレチックス松井選手がコマツ金沢工場へ―地元少年野球クラブに素振り指導も

児童の素振りを見る松井選手(左)

児童の素振りを見る松井選手(左)

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 米大リーグオークランド・アスレチックスの松井秀喜選手が2月1日、イメージキャラクターを務めるコマツの金沢工場(金沢市大野町新町)を訪問し、社員や地元の少年野球クラブの児童と交流した。

大野クラブの児童と握手する松井選手

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 松井選手は毎年1~2カ所の同社事業所や工場を訪れており、今回は11カ所目。この日は1957(昭和32)年から21年間、小松市のコマツ粟津工場で勤務した父親の昌雄さんも同行した。

 社員約200人に迎えられ、花束を受け取った松井選手は交流会に参加。じゃんけんゲームをしたり、質問に答えたりして社員と親睦(しんぼく)を深めた。続いて工場内を見学し、組み立て中の鉱山用超大型油圧ショベルの運転席に座って乗り心地を確かめた。

 地元の少年野球クラブ「粟崎クラブ」と「大野クラブ」との交流イベントでは、粟崎クラブの島田尚哉君(6年)と水岡大和君(同)、大野クラブの森下陸君(5年)、能村海斗君(同)の4人に素振りを指導。「スイングが非常にきれいでいい」「体はそんなに大きくないが、力強くて素晴らしい」などと一人ひとりをほめ、そのほかの児童約50人にも「打つ時にちゃんと後ろの足を使う。それが強く打つコツ」とアドバイスした。また、「僕も石川県の学童野球の1人だったので、皆さんが野球選手、メジャーリーガーになる可能性もある。頑張ってください」とエールを送った。

 児童を代表して、森下君が「あこがれている松井選手に会えて夢のようでした。特大ホームランを期待して、これからも応援していきます」とお礼の言葉を述べた。

 同社の野路國夫社長は「(アスレチックスの本拠地球場に設置する)我々の看板にぶつけるホームランを打っていただきたい」と激励し、松井選手は「楽しくて貴重な機会になった。少年野球の子どもたちが『野球を頑張る』と思えるようなプレーをしたい。(ホームランで)看板を狙いたい」と活躍を誓った。

 松井選手は2月10日過ぎに渡米し、同21日にキャンプインする予定。

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