国際デザインカレッジ金沢の卒業生で、有名アーチストのPVやCMを手掛けている映像クリエーター清水康彦さんの作品展「~恐るべき子供とよばれてから8年~ 清水康彦20代映像作家の仕事」が現在、金沢市民芸術村(同市大和町)で開かれている。
清水さんは同校でグラフィックデザインやモーショングラフィックスを学び、2002年、21歳でディレクターデビューを果たした。
同展では、会場内に3台のプロジェクターと大型スクリーンを用意し、清水さんが制作者あるいは監督として関わった映像のうち、自ら選んだ56作品を上映している。走るダチョウの姿を加工したデビュー作「Hi-5」の「ABILITY」のほか、人気アイドルグループ「嵐」や歌手の安室奈美恵さん、桑田佳祐さん、タレントの佐々木希さんのPVも。
主催の同芸術村アート工房担当者によると、清水さんは実写映像をパソコンで加工する手法を得意としているといい、縄跳びするゾウや、銅像の中から歌手の松崎しげるさんが現れるCG作品も来場者の目を引いている。
開場時間は10時~18時。入場無料。12月23日まで。最終日の14時からは清水さんのトークショーを予定する。