金沢で舞台「慶次郎物語上巻~金澤にて傾いて候」-ダンスと映像コラボの時代劇

金沢で11月7日、8日に上演される「慶次郎物語上巻」の主役、村田彦二さん

金沢で11月7日、8日に上演される「慶次郎物語上巻」の主役、村田彦二さん

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 芝居とストリートダンスと映像の融合した舞台「慶次郎物語上巻~金澤にて傾いて候」が11月7日・8日、金沢市市民芸術村(金沢市大和町1)パフォーミングスクエアで上演される。

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 前田慶次郎(前田慶次)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した武将で、この時代を代表する傾奇者(かぶきもの)として知られている。柴田錬三郎賞受賞を受賞した小説「一夢庵風流記」や、同作を原作とした漫画「花の慶次」で一躍有名になった。慶次郎は加賀藩初代藩主前田利家の甥(おい)にあたるといわれているが、その生い立ちと人物像には謎が多い。

 「慶次郎物語」は、慶次郎が豊臣秀吉の命を受けて上方から加賀国に至るまでの道中を、時代劇とストリートダンスと映像のコラボレーションで描いたもの。金沢で活躍する映像作家や役者、ダンサーら、地元を愛する若者が集い発足した企画で、今年5月に金沢21世紀美術館で公演した「序章編」が好評だったことから、脚本や演出に磨きをかけ今回の公演を実現させた。主人公慶次郎は、金沢で劇団「彦座」を主宰し役者・殺陣師として活躍する村田彦二さんが演じる。

 村田さんは「慶次郎がのんきな若者から戦国時代を生きる一人の侍に成長する過程を、アクションや映像、ダンスとともに楽しんでもらいたい」と話している。

 公演は、7日=18時~、8日=14時~・19時~の計3回。チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円。チケットの問い合わせはマスターオブリコール(TEL076-260-0234)まで。

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