金沢の玉川こども図書館(金沢市玉川町2)で8月9日、ムーミンの世界を書籍や映像で紹介するイベント「ムーミンの日のつどい in KANAZAWA」が開催された。
ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんの小説やコミック、絵本に登場するキャラクター。日本ではテレビアニメで人気を博し、幅広い年齢層に愛されている。東京では5年前からムーミンのライセンシーからなる「ムーミン会」が企画し、ヤンソンさんの誕生日である8月9日に「ムーミンの日」イベントを開催してきた。
今年は規模を拡大し全国5都市で同時開催。金沢ではムーミンのキャラクター菓子を製造販売している北陸製菓(押野2)が、玉川こども図書館と、北陸と北欧の文化交流を進める「北欧はじめの会」(金沢市)の協力を得て実施した。
当日は企画イベントとして童話の読み聞かせや絵本アニメの上映、着ぐるみムーミンとの撮影会が行われたほか、関連展示としてムーミンの絵本、コミック、イラストなどが展示され、大勢の親子連れでにぎわった。
同社広報の井村香織さんは「幅広い世代に愛されるムーミン。夏休みは親子一緒にムーミンの絵本や童話を読む時間を持ってほしい」と話す。