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金沢工大の学生たちが金沢美大の建築模型を製作 課外活動で1年かけ

プロジェクトリーダーの浜坂さんと製作した建築模型

プロジェクトリーダーの浜坂さんと製作した建築模型

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 金沢工業大学建築学部の学生が製作した建築模型を2月21日、同大夢考房(野々市市扇が丘)で公開した。

学生が製作した金沢美大の建築模型

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 同大では学生主体の課外活動として、工房の工作設備を自由に使ってものづくりをする「夢考房プロジェクト」を行い、毎年この時期に一年の成果を発表している。2025年度はロボットや人工衛星など14のプロジェクトに、学部や学科、学年の垣根を越えた延べ600人以上の学生が参加した。

 建築模型は建築学部の学生が中心となって毎年異なる建築を題材に製作している。2025年度は2023年に完成した金沢美術工芸大学(小立野2)の新キャンパスを取り上げ、設計した建築事務所から3Dデータを入手。コンクリートの構造体を精密に再現したほか、建築の特徴であるガラス大屋根の鉄骨部材を3Dプリンターなどを活用して表現した。室内も現地を観察して作り込み、椅子などの家具も1000個製作したという。

 プロジェクトリーダーを務めた建築学科2年の浜坂修明さんは「先輩が後輩にデータ作成や機械加工などの技術継承を行うワークショップを行うことから始めた。作業は放課後などの時間に集まって行うのでスケジュール管理にも苦労した」と話す。模型製作に関しては「意外と複雑な外構床面の接合調整に苦労した。細部表現の大切さや接合部分の難しさなど、実際に製作してみないと分からないことが多く、学びがあった」と振り返る。

 製作した模型は、近く金沢市に寄贈する。

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