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金沢・近江町市場で「カナザワあんこ市」 14店舗があんの魅力発信

Brise de Mer&菓子工房かわぐち「ブリオッシュあんバター」(写真提供=カナザワあんこ市実行委員会)

Brise de Mer&菓子工房かわぐち「ブリオッシュあんバター」(写真提供=カナザワあんこ市実行委員会)

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 あんを使ったスイーツやパンなどを販売するイベント「カナザワあんこ市」が10月25日、近江町いちば館広場(金沢市青草町)で開催される。

「カナザワあんこ市」で販売する商品

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 金沢のあんを次世代につなぐことを目的に、昨年11月に初開催。今年は金沢市主催の「金沢食の祭典2025」の関連企画として行う。

 今年のテーマは「地元食材」と「ジャンル横断」。老舗和菓子店や製あん会社、ショコラトリー、ベーカリーなどが地元のあんや食材を使った定番商品や新作スイーツ、あんに合うドリンクを販売する。

 出店するのは、「AZUKI de HAKKO(アズキデハッコウ)研究所」(尾張町2)、「chocolaterie UNFINI(ショコラティエ・アンフィニ)」(大手町)、「f.BAKERY(エフ・ベーカリー)」(東山3)、「奥野菓子舗」(元町1)、「越山甘清堂」(尾張町2)、「たい焼き工房 土九(つちきゅう)」(野々市市三納2)、「御菓子司(おんかしつかさ) つば屋」(金沢市松村5)、「ひろよし菓舗」(瓢箪町)、「Brise de Mer(ブリーズ・ドゥ・メール、内灘町) & 菓子工房かわぐち(金沢市長町3)」、「御菓子処 みずの」(昭和町)など14店舗。

 コラボ商品として、「あんの真田 真田製あん」(京町)と「なかざき生菓子店」(瓢箪町)が、てんさい糖で炊いたあんを有機きなこを練り込んだ生地で包んだ「金沢あん巻き」を販売する。「自家焙煎(ばいせん)珈琲(コーヒー)アリーカフェ」(畝田3)は和菓子に合わせて焙煎した「金澤珈琲」を提供。特別枠として「圓八(えんぱち)」(白山市成町)が、銘菓「あんころ餅」や「西郷栗モンブラン」を販売するほか、新商品の試食体験を行う。

 「カナザワあんこ市」実行委員会の河原剛さんは「老舗から新進気鋭の店舗、さらにあんこに合うコーヒーを提供するカフェまで、幅広いジャンルの店を集めた。和洋菓子やパンとの組み合わせなど、各店が独自のスタイルであんこの楽しみ方を提案する。あんこの魅力を再発見する一日にしてほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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