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金沢で「金沢甘えび」のグルメ企画 市内9店が限定メニュー

「熱烈厨房 よし政」の「燻製(くんせい)薫る金沢えびポテサラ」(写真提供=金沢市水産物ブランド化推進協議会)

「熱烈厨房 よし政」の「燻製(くんせい)薫る金沢えびポテサラ」(写真提供=金沢市水産物ブランド化推進協議会)

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 グルメ企画「金沢甘えび美食巡り」が10月1日、金沢市内の飲食店9店舗で始まる。

「金沢甘えび美食巡り」で提供する料理

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 参加各店が「金沢甘えび」を使った限定メニューを提供する企画。主催は、金沢市、地元漁業組合、かなざわ総合市場が共同で設立した「金沢市水産物ブランド化推進協議会」。

 同協議会が「海幸(うみさち)金沢」事業でブランド化した「金沢甘えび」は、石川県沖で取れた「ホッコクアカエビ(通称アマエビ)」で、出漁中に最も鮮度の高い最後の網から選別したサイズ「大」かつ「子持ち」のものを指す。

 同協議会では2021年から毎年、底引き網漁解禁のシーズンに合わせて金沢市内の飲食店とコラボフェアを展開している。今年の参加は全て和食店で、「おすしと原始焼き 金沢なかむら」(金沢市堀川町)、「魚八 はなれ」(同)、「喜はな」(同)、「旬魚季菜 とと桜」(片町2)、「ソル兵衛」(木倉町)、「クサムラ」(同)、「熱烈厨房(ちゅうぼう) よし政」(長坂3)、「吟の小判」(本町)、「くろひげ」(近岡町)。

 同企画コーディネーターの山田元一さんは「甘エビは、すしや刺し身などのイメージが強い。『金沢甘えび』の多彩な可能性を訴求する目的で、特に今年は若い世代に人気があり実力もある飲食店にお願いして、創作性の高いオリジナル料理を考案してもらった。若い世代がSNSで投稿したくなるように、金沢甘えびの姿をできるだけ崩さないようにするなど見た目も重視している。『金沢甘えび』を使った個性的なメニューを各店で楽しんでもらいたい」と話す。

 10月31日まで。

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