
金沢駅近くのスイーツ店「Punini(プニーニ)」(金沢市昭和町)が9月13日、五郎島金時や加賀棒ほうじ茶などを使った秋限定商品の提供を始めた。
看板商品の「プニーニ」は、日本の伝統的な餅菓子をベースに洋菓子の技法を取り入れ、さまざまな素材との組み合わせが特徴の創作スイーツ。今回、キューブ型の「ココプニーニ」から、オータムコレクション(1,200円)を新しくラインアップした。加賀野菜のサツマイモ・五郎島金時を練り込んだ「五郎島金時」、国産リンゴを使った「アップルパイ」、愛媛県産和栗の「和栗モンブラン」、3種類のナッツと自家製キャラメルを合わせた「ヘーゼルナッツキャラメル」の4種類を限定パッケージで販売する。
広報担当の小松徹さんは「プニーニのもっちりとした食感を大切に、素材本来の味や香りも感じられるよう工夫した。4種並んだ際の秋らしい見栄えにもこだわっており、ギフトにもお薦め」と話す。
そのほか、「栗と加賀棒ほうじ茶のパフェ」(1,500円)を、イートイン限定で提供する。栗のアイスやパンナコッタなどを重ね、加賀棒ほうじ茶のムースやゼリー、渋皮栗やキャラメリゼしたイチジクをあしらう。加賀棒ほうじ茶は「茶のみ仲間」(古府2)などから仕入れたものを使う。
小松さんは「栗をベースに秋の実りを多層的に表現したいと考えた。加賀棒ほうじ茶で味や香りに立体感を出し、イチジクのみずみずしさや酸味でパフェ全体のバランスを引き締めている。イチジクのキャラメリゼはフレッシュ感と香ばしさの両立が難しく、火入れの温度やタイミングに苦労した。季節の移ろいを一さじごとに感じてもらいたい」と話す。
営業時間は10時~18時。秋限定商品の提供は11月28日まで。