
工芸作品などを展示する「不思議に導かれし者たち展」が6月20日から、「長谷山 観音院」(金沢市観音町3)で開催される。
ファンタジーや未確認生物、UFOや古代文明などの不思議な世界をテーマに、クリエーター集団「ククリビト」が主催する同展。2023年に「コスモアイル羽咋」(羽咋市)と「古民家レストラン 典座」(珠洲市)で初開催し、昨年からは同院で開いている。
木彫刻作家の齊藤美知代さん、画家の倉林雅幸さん、沈金師の芝山佳範さん、九谷焼作家の髙辻あいさん、絵師のつなさん、加賀友禅作家の久恒俊治さんの6人の作品を展示・販売する。同院坊守の安念千尋さんも特別出展する。
期間中は毎日夕方にUFOを呼ぶ試みを行う。間借りカフェの「Infiniment-アンフィニモン-」による喫茶スペースも設け、仏具を使ったパフォーマンスと合わせてドリンクを提供する。21日19時からは特別プログラムとして、ろうそくをともした本堂で安念さんによる「阿息観瞑想(あそくかんめいそう)」の体験を用意する。予約不要、参加無料。
齊藤さんは「暗いニュースが多い中、未来を明るくしたいという願いも込め、6月24日の『UFOの日』に合わせて開催している。多分野の作家たちがそれぞれの思う不思議な世界観を作品で表現する。期間中は限定の御朱印の授与もあるので、多くの人にパワースポットとして楽しんでもらいたい」と話す。
開場時間は13時~18時(21日は21時まで、最終日は17時まで)。入場無料。今月24日まで。