
どら焼き専門店「金沢どら焼き堂」(金沢市上近江町)が3月22日、近江町市場の新通りにオープンした。
運営は1888(明治21)年創業の和菓子店「越山甘清堂」(尾張町2)。同店は店を改装して新たにブランディングをした。徳山康彦社長は「近江町市場の店を長く営業してきたが、最近増えたインバウンド客にも和菓子を楽しんでもらおうと、アニメの影響で国外でも知名度の高いどら焼きを当店らしい商品として売り出すことにした」と話す。
「金沢どら焼き」の皮には、同社開発の小豆こうじを使った発酵エキス「AZUKI de HAKKO(あずきではっこう)」を混ぜ込む。同店自慢のあんが詰まった「どらたっぷりあんこ」(400円)、粒あんと白玉を挟んでみたらしたれをかけた「どらみたらし」、皮とクリームに加賀棒茶を入れた「どら加賀棒茶」(以上、500円)をはじめ、近江町市場の青果店から仕入れる旬のフルーツを使った「生フルーツのどら焼き」も販売する。同社を代表する菓子「金城巻」の皮でクリームチーズやイチゴクリームを巻いた「三角どらやき」、ドリンクメニューも用意する。
徳山社長は「誰もが知っているどら焼きを、時代に合わせて進化させ幅広い客層に提供することで、近江町市場の魅力向上にもつながれば。日本の発酵文化であるこうじを使うと日本酒やみそだけでなく和菓子もおいしくなるということを、商品を通じて海外の人に知ってもらいたい」と話す。
営業時間は8時~16時30分。水曜定休。