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金沢駅で「Notopiaフェス」 食と伝統工芸で能登復興を応援

「Notopiaフェス」をPRする辻井采々良さん(右)(写真提供=Notopia実行委員会)

「Notopiaフェス」をPRする辻井采々良さん(右)(写真提供=Notopia実行委員会)

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 食と伝統工芸で能登復興を応援するイベント「Notopiaフェス」が3月9日、金沢駅もてなしドーム地下広場(金沢市木ノ新保町)で開かれる。

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 観光、食、工芸、文化や人とのつながりを通じて、能登の魅力を広く知ってもらい、地域の活性化と復興支援につなげる。

 能登グルメブースには、輪島市、穴水町、能登町、志賀町、七尾市などから約20店が出店。輪島塗メーカーが金沢で手がけるレストラン「CRAFEAT by 田谷漆器店」のカニ汁や、発酵調味料「いしる」を製造販売する「輪島へぐら屋」(輪島市)による「いしる」を使った焼きおにぎり、志賀町観光協会による「能登牛」牛めしと国産牛ステーキの二種盛り弁当など、さまざまな能登グルメを販売する。

 伝統工芸ブースでは、輪島塗蒔絵(まきえ)のオリジナル箸作りや、「さくら貝小貝くらふと華」(志賀町)によるさくら貝を使ったアイテム作りを体験するほか、輪島塗や七尾和ろうそくなどの伝統工芸品、能登ヒバやさくら貝を使った特産品を販売する。

 志賀町で活動する志賀天友太鼓や大念寺八幡太鼓による和太鼓演奏や、ものまねタレントみかんさんによるトークショーなども予定している。

 企画メンバーの一人で広報を務める大学3年の辻井采々良さんは、「ミス・ワールド・ジャパン2024」の準ミス・ワールド。能登のために何かしたいと、防災士の資格を取った。SNSでの情報発信や、能登からの出店者の元を訪ねるなどして準備してきた。当日は、防災についてのトークショーやクイズ大会も行う。

 辻井さんは「現地でさくら貝のキーホルダー作りを実際に体験し、とてもかわいかった。金沢でもたくさんの人に能登の魅力を知ってほしい。イベントで能登の人たちの温かさにも触れて、現地にも足を運んでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時。入場無料。当日の飲食や物販で使える特典付きの前売りチケットも現在、ウェブサイトで販売している。

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