ガラス工芸の作り手の技と心を伝える「全国手作りガラス展」が、石川県地場産業振興センター(金沢市鞍月、TEL 076-268-2010)本館で始まり、初夏にふさわしい涼しげなガラスの透明感が来場者の目を楽しませている。
同センターと石川県デザインセンターが共催する恒例のイベントで、22回目となる今年は「見つけた!私のお気に入り」がテーマ。全国22都道府県の51のガラス工房から2,517点が集まった。普段使いの食器のほか、花瓶やアクセサリー、インテリア小物など多彩な商品を通して、素材としてのガラスの可能性と面白さを伝える。
会場では、工房ごとに商品を紹介し、吹きガラスやサンドブラスト製法をはじめ、手作りならではの温かな味わいとクラフトマンの感性の競演も見どころのひとつ。昨年より工房数で7、出品数で約300点増え、暮らしのさまざまなシーンに使えるガラスの楽しさを再発見することができる。
開催時間は9時~17時。入場無料。7月21日まで。
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