スイスのチョコレートブランド「リンツ」が4月21日、金沢駅の商業施設「金沢百番街 Rinto(リント)」内に「リンツショコラカフェ」(金沢市木ノ新保町、TEL 076-282-9992)を北陸初出店した。
【パノラマVR】金沢百番街Rintoにオープンした「リンツ ショコラ カフェ」
1845年に創業し120カ国以上で親しまれる同ブランドは、チョコレートの滑らかな口どけを初めて可能にした技法「コンチング・マシン」を発明したロドルフ・リンツ氏の名に由来する。日本の直営店では関東、中部、近畿に続く16店目。駅ビルの利便性を生かし、通勤や通学などの地元客や観光客など幅広い需要を見込む。
店舗面積は139平方メートルで14席のイートインスペースを設ける。木目調で落ち着いた雰囲気に仕上げた店内で目を引くのは、看板のチョコレート「リンドール」を約20種から自由に選べる「ピック&ミックス」(量り売り、100グラム=781円)のコーナー。ショーケースには、直営店限定のトリュフ(8種)やマカロン(12種)が並ぶ。
カフェメニューには、カカオの香り豊かな「アイスチョコレートドリンク」(ダーク・ミルク、S=669円・M=822円)、約2カ月ごとに入れ替える季節限定のチョコレートドリンク「ホワイトチョコレート抹茶アイスドリンク」(772円)、エクアドル産カカオ分70パーセントのチョコレートを練り込んだワッフルコーンを選べる「ソフトクリーム ショコラ」(ダーク・ミルク・ミックス、各699円)のほか、発売5周年を記念し4月25日に発売された季節限定の「ソフトクリーム ショコラ フランボワーズ」(750円)などをラインアップする。
同社広報担当の細井恵さんは「和菓子をはじめ豊かなスイーツ文化が育まれている金沢はスイーツに敏感な街。季節ごとに変わるバリエーションを通してチョコレートの奥深さや楽しみ方を広く知ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。