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金沢で「チャリティーレストラン」 熊本産食材使った料理で被災地支援

「北陸チャリティーレストランin金沢」のロゴ

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 金沢のレストラン「シノアぶどうの木」で5月22日、「北陸チャリティーレストランin金沢」が行われる。

北陸チャリティーレストランin金沢の詳細

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 熊本地震で被害を受けた人たちを支援するため、北陸三県の飲食店主などが熊本県産の食材を使った料理を提供し、収益を義援金として寄付する同イベント。

 発案したのは、「フランス料理Makino」(片町)のシェフ・牧野浩和さん。熊本市にある「カフェビストロ・ショコラ」の先輩シェフ・宮本智久さんから大変な状況を聞いて支援を申し出たが、「それならば熊本の食材や商品を積極的に使うことで応援してほしい」と言われ、菓子店「パティスリー オフク」(広坂)のオーナーパティシエ・西川開人さんとともに、同イベントの開催を企画した。同業者などに声を掛けたところ、続々と賛同者が集まり、約30店が協力し、「シノアぶどうの木」(金沢市岩出町、TEL 076-258-7878)を会場として開催することになった。

 当日は、11時~13時30分の「ランチフルコース」、15時~17時の「デザート&軽食ビュッフェ」、18時~20時30分の「ディナーフルコース」の3部制。料理は協力店のシェフらが手掛け、熊本産のレンコンを使った「からしれんこん」、熊本のブランド豚・天草梅肉ポークで作ったベーコンを使った「トマトソースパスタ」などを提供する予定。

 牧野さんは「熊本のおいしい食材を使った料理を楽しんでいただいて、皆さんで被災地を応援できれば」と呼び掛ける。「今回、身近な先輩が被災したことから自分で動こうという気持ちになった。『力になりたいけれど、一人ではちょっと』と一歩を踏み出せない人もいると思うが、小さなお店の発案がこれだけ大きくなったように、それぞれにできることがあるはず。そんな人たちのきっかけになれたら」とも。

 ランチ・ディナーのコースは7,000円、デザート&軽食ビュッフェは、大人=4,000円、小学生=1,500円。収益は全て那谷寺清水基金を通して義援金として寄付する。各部100人限定の予約制。予約は専用ホームページで受け付ける。

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