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金沢の食パン専門店が移転リニューアル 地元食材を練りこんだ商品も

移転した「新出製パン所」の店内

移転した「新出製パン所」の店内

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 金沢市の東警察署近くに、食パン専門店「新出製パン所」(金沢市浅野本町、TEL 076-254-0423)が3月4日、移転リニューアルオープンした。

【パノラマVR】移転リニューアルした「新出製パン所」

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 2011年に現店舗から500メートルほど離れた場所でオープンした同店。敷地面積は約2倍になり、一日平均15種類ほどの食パンを販売する。「自然の中でパンを買うような癒やされる雰囲気」をコンセプトに、内装は木材や緑を取り入れ、和モダンな空間を演出する。オープン2日間には約1000人が来店し、食パン2000本を売り上げたという。

 同店を経営する「SHINDEX」の新出純一さんによると、メーン商品の食パンは水分量が多く、独特のもちもち感と甘みがあるのが特長。1番人気の「匠」(540円)は、製造3日後にトーストしても力強く弾力のある食感が味わえるという。このほか、山型食パン「極」(840円)はきめ細やかな生地で甘みが強く、「そのまま食べるのがお薦め」とも。

 ラインアップはほかにも、甘みのある生地に塩気の効いたチーズを絡めた「五種のちーず」(700円)、5種類の豆と5種類の穀物を入れた「まめ」(900円)、大野醤油(しょうゆ)が香ばしく香る「お醤油」(500円)、加賀棒茶を使った生地に粒餡(つぶあん)を巻き込んだ「加賀棒茶」(450円)など個性的な食パンが並ぶ。高級生クリームを生地に使い、石川県観光PRマスコットキャラクターの焼き印を押した「ひゃくまんさん」(400円)も用意する。

 新出さんは「食パンは生活の中で最も身近なパン。数少ない食パン専門店としてこだわりは強い。そのこだわりをお客さまにも味わっていただければ」と話す。

 営業時間は9時~18時。日曜・月曜定休。

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