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フードピア金沢で新企画「町家スタンプラリー&周遊ツアー」 町家ランチも

スタンプラリー参加店の一つ「ひらみぱん」

スタンプラリー参加店の一つ「ひらみぱん」

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 石川県の冬の味覚が満喫できる食の祭典「フードピア金沢2016」の企画の一つとして、町家のスタンプラリーと周遊ツアーを行う「金澤町家『食』めぐり」が開催される。

「フードピア金沢2016」スタンプラリー参加店

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 藩政時代から住み継がれてきた「金澤町家」を通して街の魅力を感じてもらおうと、今年初めて行われる同企画。スタンプラリーでは、大正時代に建てられた鉄工所を改修したビストロ「ひらみぱん」(金沢市長町1)、呉服屋として使われていた築120年の町家を改修した薫製料理の店「煙のJOE(ジョー)」(片町2)など町家の飲食店6軒を巡ってスタンプを3つ集めて応募すると「金沢の特産品の詰め合わせ」(3,000円相当)などが70人に当たる。

 周遊ツアーでは、金澤町家研究会のスタッフがガイドを務め、尾張町・長町・里見町の3つのコースに分かれて商店や武家屋敷などを巡り、町家を活用した飲食店で昼食を取る。尾張町コースでは、2年前に改修された骨董(こっとう)セレクトショップ「石黒商店」(十間町53)などを巡り、料亭「壽屋」(尾張町2)で加賀料理を楽しむ(2月13日・7,000円)。

 長町コースでは、「旧加賀藩士 高田家跡」(長町2)、金沢職人大学校の職人により改修された「匠心庵」(長町1)などを巡り、九谷焼窯元「鏑木商舗」(長町1)で昼食を取る(2月20日5,000円)。里見町コースでは、市指定文化財の「立野畳店」(大工町37)、武士系住宅の「山上邸」などを巡り、フランス料理店「ビストロユイガ」(水溜町4)でランチを楽しむ(2月24日・5,000円)。定員各15人。要予約。

 運営するケィ・シィ・エス担当者は「まちなかにはたくさんの町家が残っているが、地元の人でも気付かず通りすぎてしまうことが多い。同企画を通じて金沢のまちと町家の魅力を再発見してもらえれば。観光客にもぜひ参加してもらいたい」と呼び掛ける。

 「フードピア金沢2016」の開催期間は2月1日~29日。市内50の飲食店でフードピア限定メニューを提供する「おもてなし50店」、しいのき迎賓館(広坂2)に市内の飲食店やバーが出店する「しいのきBAR」(2月12日~14日)なども行う。

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