金沢駅近くに12月18日、町家をリニューアルした和食居酒屋「牛鍋 居ろは」(金沢市本町2、TEL 076-232-1770)がオープンした。
北陸新幹線開通後、活気があふれ続ける金沢駅から徒歩圏内に位置する同店。観光客のほか、会社帰りの客が多く足を運ぶ。店内は奥行きのある大きな座敷と半個室のテーブル席があり、全56席を用意。
名物メニューは、現代風にアレンジした牛鍋(1人前1,500円)。文明開化時代に流行した元祖すき焼きともいえる料理で、ぶつ切り牛肉やネギなどの具材をすき焼き風甘辛だれで煮込み、特製の合わせみそをつけて食べる。土鍋でふっくらと炊き上げたご飯と一緒に食べるのがお勧めという。土鍋ご飯セットは1人前2,050円。
北陸らしいメニューとして、金沢おでん盛り合わせ(1,100円)、市場直送の鮮魚刺し身(時価)、富山県岩瀬市直送の白えびの天ぷら(980円)なども用意。イチゴやレモンなどの果物を漬け込んだ自家製シロップを使ったドリンク(420円~)なども豊富にそろえる(価格は全て税別)。
同店の和澤佳奈さんは「町家造りの大きな座敷でくつろぎながら肩を寄せ合って食べるのは昔懐かしいスタイル。観光客の方も仕事帰りの方も気軽に立ち寄っていただき、にぎやかに鍋を囲んでもらえたら」と話す。
営業時間は17時~24時(日曜は23時まで)。