金沢の近江町市場近くに10月27日、ベルギー発のチョコレート専門店「レオニダス 金沢武蔵ヶ辻店」(金沢市安江町、TEL 076-254-1677)がオープンした。北陸には初出店。
「ベルギー王室御用達」の高品質なチョコレート専門店として世界50カ国以上に展開する「レオニダス」は、1913年にベルギーで創業。同店が日本で31店舗目となる。「チョコレートやアイスクリームの消費量が全国一という金沢への出店は昨年から計画し、物件を探していた」とマネジャーの正木義仁さん。
近江町市場や百貨店「めいてつエムザ」のある交差点に構える同店の店舗面積は約13坪、地元の買い物客やオフィスワーカーなどをターゲットとする。スイーツに敏感な金沢の市民らに高品質のチョコレートをアピールし、大阪や名古屋の店舗並みの売り上げを目指すという。
全ての商品をベルギーから毎週航空定期便で直送する同店のチョコレート。1個単位で選べる量り売り(100グラム=1,296円、1個当たり130~240円)は、50種類以上がショーケースに並ぶ。全国的な人気筋は、フレッシュクリームをホワイトチョコでコーティングした冬季限定の「マノンカフェ」、細切りにしたオレンジの皮を砂糖漬けにし、ビターチョコレートをコーティングした「オレンジェット」など。
店舗ごとにラインアップを決めるという人気筋を詰め合わせたセットコーナーにも力を入れ、お試しのプチセット(500円)や、ショコラアソート6P(1,000円)など手軽な価格で味を試せる商品を置く。ギフト用は4P(1,134円)・6P(1,728円)・8P(2,268円)から48P(1万1,880円)まで幅広いラインアップ。
正木さんは「金沢の人は和菓子や洋菓子を問わず、菓子に対しての意識や感性が高いと思う。地元の人たちに認められ愛されるようになれば」と期待を寄せる。オープニングプレゼントとして10月31日まで、1,000円以上の買い物で150円相当のチョコレートをプレゼントする。
営業時間は10時~20時。