金沢・片町に9月18日開業するファッション商業施設「片町きらら」(金沢市片町2)の3階に生活雑貨店「金沢ロフト」がオープンする。
売り場面積1221平方メートルに約3万点の生活雑貨をそろえる同店。全国初登場となる「デバイスガジェットコーナー」では、スマートフォンと連動するウェアラブルガジェットや最先端のIT技術を用いたコミュニケーショントイなどをそろえ、実際に触れて体験することができるようにする。
地元の大学や地域とのコミュニティーの場「ロフトラボ」ではオープンニング企画として、金沢美術工芸大学の学生が壁面に金沢の街並みや文化をデザイン。同ラボでは、金沢の女子大学生「かなざわ娘」によるワークショップ「お麩(ふ)でアクセサリーを作ろう」(9月18日~20日)、「水引でSNSトップ画像を作ろう」(21日~23日)を開く。
10月4日までは「百万石ロフトマルシェ」と題して、金沢で活躍するものづくり作家や、地元企業約40社の作品を集め販売。伝統工芸を現代風にアレンジした「金沢らしくてかわいい商品」をそろえるという。
同社100店舗目となる金沢店のオープンを記念して、石川県観光マスコットキャラクター「ひゃくまんさん」を描いた金箔(きんぱく)の重箱(30万円、税別)を限定1個販売する。製作は箔一(金沢市森戸)が手掛けた。
同社広報・企画担当の尾上さんは「伝統、文化に新しいライフスタイルが融合した金沢の魅力を、ロフトならではの展開で伝えたい。ラボでは地元の大学や企業、行政とのアイデアの発信拠点となることを目指す。いつも何か新しい『コト』にチャレンジするロフトとして、金沢の幅広い年代のお客さまにワクワク感を楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。オープニング企画として、2,000円以上の購入客先着1000人にオリジナルレザーコースターを進呈する。