金沢のしいのき迎賓館(金沢市広坂2、TEL 076-261-1111)で7月29日、マスキングテープ「mt(エムティー)」の展示会「mt ex(エムティーエックス) 金沢展」が始まった。
「mt」は、カモ井加工紙(岡山県)が2007年から展開する文具・雑貨向けテープブランド。同展は、ラッピングやコラージュを超えたマスキングテープの可能性を表現する国内巡回展。北陸開催は今回が初めて。
同社がプロデュースし、居山浩二さんが企画・アートディレクションを手掛ける会場は、外観から壁、窓、机まで、金沢をイメージした「緑」のテープで装飾。1階には、1グラム3.8円の量り売りコーナーと、当たりが出ると新柄「花火」の限定テープを進呈するガチャガチャ(1回100円)コーナーを設置。2階は、金沢限定のご当地テープや新作の黒板テープなど各種テープの販売に加え、mt貼り放題のワークスペースを設ける。
目玉は各会場で販売するご当地テープ。金沢会場では、「金沢名物」(248円)、「金沢弁」(248円)、「水引」(334円)、「九谷焼」(248円)、「金沢箔(はく)」(421円)、「緑」(248円)の6種類を用意する。「金沢名物」は、兼六園、加賀野菜、加賀八幡起き上がりなどをモチーフにしたイラストを配置し、「金沢弁」には、「ねんね」「かきやま」「おじゃみ」などの方言をあしらったユニークなデザインとなっている。
開催初日の29日はオープン前から行列ができ、県内外から多くの人が訪れた。同社の高塚新さんは「たくさんの種類のmtがそろっているので、気軽に手に取って色や柄、素材の質感まで確かめて楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~19時。入場無料。8月9日まで。