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復活した金沢の坦々麺店、20周年で替え玉20円-KARA-1グランプリ出場も

看板メニューの担々麺を提供する社長の源明さん

看板メニューの担々麺を提供する社長の源明さん

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 坦々麺が人気の「ラーメンとんとん」(金沢市南森本町、TEL 076-254-0070)が創業20周年を迎え、替え玉20円のキャンペーンを行っている。

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 客の8割が注文するという坦々麺が人気の同店。1995年に1号店となる松任店(白山市)を開店。石川県内に6店舗展開していたが、2010年に経営不振により閉店。昨年4月に創業者の源明玲さんが復帰し、現在は金沢森本店と津幡店の2店舗を運営する。

 看板メニューの坦々麺(750円)は、10時間以上かけて仕込んだスープに、焙煎(ばいせん)して2度びきしたゴマと、数種類のスパイスをブレンドした自家製のラー油、八丁みそで味付けした肉みそをトッピング。辛さを10段階から選ぶことができ、子どもから辛い物好きまで楽しめるという。創業20周年を記念して、2月28日まで通常150円の替え玉を20円で提供(1人1玉限定)。2月1日に1日限定で坦々麺を通常の半額で提供したところ、普段の2倍の客が訪れたという。

 静岡県出身の源明さんは、「中華の鉄人」として名をはせた陳建一さんの四川飯店グループで修行した経歴を持つ。坦々麺の味にほれ込み、20年前に当時珍しかった坦々麺をメーンとしたラーメン店を開いた。「いろいろな種類のラーメンや中華料理を提供したが、ほとんどのお客が坦々麺を注文した。これほどまでに地元の人に気に入られ驚いた」と振り返る。

 昨年8月に開催された「KARA旨(うま)グランプリ北陸No.1決定戦」でグランプリを獲得。3月28日に京都府で開催される「KARA-1グランプリ」の出場を決めた。「良いタイミングで全国大会への出場を手に入れた。地元で愛されたこの味を、『金沢坦々麺』として全国に広めていきたい」と意気込む。

 森本店の営業時間は11時~22時30分(金曜・土曜・祝前日は翌1時まで)。火曜定休。

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