小松空港の上海便の週4便化がスタートし、4月4日、同空港で記念式典が行われた。従来の週3便では不可能だった1泊2日の出張が可能になり、ビジネス客の利便性が向上したほか、観光面でもコース設定の多様性が増したことで、さらなる利用客の掘り起こしが期待される。
小松-上海便は2004年11月、中国東方航空が週2便での運航を開始し、2005年12月に週3便に増便された。2007年度の利用者数は28,116人、搭乗率は60.6%と、採算ラインを超えている。
今回の週4便化により、従来の火曜・木曜・日曜の発着日が月曜・木曜・金曜・日曜に変更され、小松発着時刻は、月曜・金曜=17時着・18時発、木曜・日曜=12時30分着・13時20分発(現行通り)となる。
現状では日本人利用者が80%に上っており、中国からの利用客増加が課題になっている。また、福井県からの利用をしやすくするために、3月23日から小松空港最寄りの北陸自動車道・安宅パーキングにETC車専用スマートインターチェンジも設置された。
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