金沢の「しいのき迎賓館」広場(金沢市広坂)で10月5日・6日、クラフトビールのイベント「クラフトビア金沢」が開催される。
全国的に人気を集める「クラフトビール」のイベントだが、金沢では初。北陸新幹線の開業を控え、地元の食文化を全国に発信し、街中の賑(にぎ)わい創出にもつなげる狙い。北陸を中心に全国から10のブルワリーを招き50種類の樽(たる)生ビールを提供する。
出店するブルワリーは、日本海倶楽部(石川)・わくわく手づくりファーム(同)・オオヤブラッスリー(富山)・城端麦酒(同)・富士桜高原麦酒(山梨)・志賀高原ビール(長野)・ヤッホー・ブルーイング(同)・スワンレイクビール(新潟)・箕面ビール(大阪)。総量で、約3000リットルを用意する。
これらのビールを味わうためのフードは、同イベント事務局の辻雅由さんがえりすぐった金沢の話題店・人気店がブースを構える。インド・ネパール料理の「アシルワード」、今夏オープンのクラフトビール専門店「ジビルバ」、ビストロ「ひらみぱん」、からあげグランプリで金賞受賞の「やきとり鳥珍や」など8店。
辻さんは「今では世界レベルで評価される日本のクラフトビールの多種多様な魅力を、金沢でも楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開場時間は、5日=11時~20時、6日=11時~17時。前売りチケット(10月3日まで販売)=3,000円(オリジナルグラス付き)、当日チケット(グラスは現地で購入)=3,000円・2,000円・1,000円。