金沢・木倉町に7月26日、ドイツ料理店「独メシ酒場ル bitte!!」(金沢市木倉町、TEL 076-222-6171)がオープンした。
市内の本格ドイツ料理店「レーベン」(片町)の姉妹店にあたる同店は、こだわりの料理をビールやワインと共にカジュアルに楽しめるスタイル。店舗面積は約30坪で、カウンター7席・テーブル18席のほか、スタンディング4卓を設ける。
もともと古民家だったという店舗の改装にあたっては、柱や天井など風情を残しつつも、カウンターのテーブルはステンレス、壁にはポップなカラータイルを貼り詰めるなど、古さと新しさが融合したモダンな空間に仕上げた。店内入り口で、北陸初というドイツビール「エルティンガー」のサーバーが来店者を迎える。
「気軽に本格的な料理とビールを楽しんでほしい」と話すのは、店長の洞庭将也さん。看板の「エルティンガー」(650円)のほか、ビアカクテル(550円)も人気が高い。約20種のボトルワインは、「原価プラス990円」というユニークな設定とした。ターゲットは20~40代、客単価は約3,500円。
フードメニューも手頃な価格で「本格的」なドイツ料理をラインアップする。生地にジャガイモを練り込んだドイツ風ピザ「フラムクーヘン」の具材には、「スモークサーモンとキャビア」(580円)、「トリュフとポルチーニ茸」(680円)など。また、「ほぼ原価」という1日10食限定メニューは、「富山産白エビを使ったタルタル」(980円)、「ロブスターのグリル」(1,280円)、「牛フィレ肉とフォアグラのポアレ」(1,280円)など、季節の食材を使ったプレートを用意する。
洞庭さんは「ビールにもワインにも合う本格的な料理を用意している。気軽に立ち寄ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は16時~24時。