金沢・竪町商店街で6月23日、「マイケルジャクソン命日追悼ダンスイベント」が開催された。
今月25日に迎えるマイケルさんの命日に合わせて毎年日本各地で開催されているもの同イベント。4回目となる今年は同22日~30日の間に全国9カ所で開催する。石川県での開催は初めて。
主催したのは、子育て支援を目的として、スポーツ教室の運営やイベントの開催などを行う地域のコミュニティー団体「クラブCoCo」(金沢市久安1)。同団体が行うダンスレッスン内にも「マイケルジャクソンを踊ろう!」というプログラムがあることから、「広い世代に親しまれるマイケルさんの曲とダンスで地域の活性化に貢献できれば」(担当者)と、同商店街を舞台にフラッシュモブを行うことになった。
フラッシュモブとは、あらかじめインターネットなどで不特定多数の人に参加を呼び掛け、時間になると指定の場所に集合して、突如あらかじめ決められたパフォーマンスを行い、終了と同時に解散するもの。その模様を撮影した動画がユーチューブに投稿されるなど、世界的に注目されている。
事前にフェイスブックなどで告知が行われていたため、スタート地点となるファッションビル「金沢パティオ」(竪町)前には多くの見物客が集まり、13時ちょうどに総勢100人以上のダンサーがマイケルさんの曲「Beat it!」に合わせてパフォーマンスを始めると、大きな歓声が上がった。
今回、マイケル・ジャクソン役を務めた楢本風太さん(15)はパフォーマンスを終え、「初めは緊張もあった。踊っているうちに気持ち良くなった」と笑顔を見せた。
同日の様子を収めた動画はユーチューブで公開されている。