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「加賀の紅茶」に新茶-金沢のインド料理店で「チャイ」提供も

加賀の紅茶で作る「KAGA CHAI」

加賀の紅茶で作る「KAGA CHAI」

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 石川県茶商工業協同組合と打越製茶農業協同組合の有志で構成する「茶レンジの会」が6月12日、「加賀の紅茶」の新茶を発売した。新たな試みとして、市内のインド料理店「シャルマ」をアンテナショップに、同紅茶を使ったインドのミルクティー「チャイ」を提供する。

「KAGA CHAI」のお披露目会の様子

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 日本茶の消費量減少を受け、同会が県中小企業団体中央会の支援を受け「加賀の紅茶」を完成させたのが、2009年秋。茶の木の植栽とブランド化を積極的に進めたことが奏功し、初年度の約40キログラムから年々増産を続け、5年目となる今年は夏・秋を合わせて500キログラムの生産を予定する。今年から、新茶らしいすがすがしい香りを持つ一番茶を使った「初夏の紅茶」も加える。

 さらに今年新たに始めたのが、インド料理店とのコラボ。ミルクティーに負けない同茶の深いコクが、同店のインド人とネパール人コックから高い評価を得て、取り扱いが決まった。

 同店の3店舗「示野本店」(示野中町、TEL 076-266-0911)、「フォーラス店」(堀川新町、TEL 076-265-3523)、「もりの里店」(田上、TEL 076-264-0888)で7月31日まで、同紅茶を牛乳で煮出し、シナモンやショウガを加えた本格的なチャイを提供する。「KAGA CHAI」(1ポット・2杯分=580円)のほか、このチャイにインドの伝統的な豆菓子を添えた「ハルアセット」(890円)も用意する。

 初夏の「加賀の紅茶」は、同組合の加盟店など19社で限定販売する。50グラム=1,050円(1,750パッケージ限定)。ティーバッグ(12個入り)=1,050円(250パッケージ限定)。

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