金沢市民芸術村(金沢市大和町1)で夏至に当たる6月21日の夜、「百万人のキャンドルナイト」が開催される。
昨年6月22日に金沢市民芸術村で行われた「百万人のキャンドルナイト」水路の様子
全国各地で一斉にライトを消し、20時から22時までの2時間をろうそくの明かりの中で過ごして、省エネルギーや環境問題について考える同イベント。芸術村では、松平製作所(桂町)が開発した紫、赤、黄色、緑の4色の炎を発する「レインボーキャンドル」や、芸術村アート工房サポートスタッフ「アートアンツ」が空き瓶を使って手作りしたものなど、ろうそく・石灯籠合わせて約2000本・基に火がともされる。
屋内にある「パフォーミングスクエア」ではライブステージも。コメディー映画「デトロイト・メタル・シティ」(2008年)で、主演の松山ケンイチさんが劇中、歌う「甘い恋人」をプロデュースしたシンガー・ソングライター、カジヒデキさんや、地元の5人組ロックバンド「Seattle Standard Cafe」、同じく地元出身の「Bang of Life」が演奏を披露する。
芸術村アート工房ディレクターの荒川昭広さんは「キャンドルの火を見ながら、スローライフを味わっていただきたい。来られない方も、ぜひ自宅で電気を消して一晩を過ごしていただけたら。1年に1度、そんな日があってもいいのでは」と話す。
開催時間は20時~22時。雨天決行。入場無料。