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河北潟干拓地で「ひまわり村」開村-巨大迷路に園児歓声

ヒマワリの迷路の中を歩く園児

ヒマワリの迷路の中を歩く園児

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 津幡町の河北潟干拓地「ひまわり村」が7月29日、オープンした。開村式に出席した近隣の幼稚園と保育園の園児約250人は、早速満開の35万本で作られた迷路に挑戦した。

展望台の上から35万本のヒマワリを見下ろす園児

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 迷路の大きさは2.3ヘクタール。5月24日に園児たちがまいた種から芽を出したヒマワリ35万本が、子どもの身長よりも高い1.8~2メートルの大きさに育ち、総延長約1キロの長い壁を作っている。例年、約1万5000人が訪れるが、中には内部で迷い、見どころの一つである展望台まで行き着けないお年寄りがいることから、今年は初めて途中に近道を設けた。

 この日は金沢市のみはる幼稚園とかほく市のうのけ幼稚園、津幡町の中条南保育園、ちいろば保育園、内灘町の白帆台保育園の園児が列を作って迷路の中に足を踏み入れた。35万本の花を一望できる展望台に到達すると、「きれい」と歓声を上げ目を輝かせていた。順路の途中にはぬかるみもあったが、子どもたちは無事にゴール。「何とか着いた」「ジャングルみたいで面白かった」などと、うれしそうに話していた。迷路遊びの後には、同干拓地で収穫されたスイカが振る舞われた。

 これに先立って行われた開村式では、名誉村長である谷本正憲知事と村長を務める矢田富郎津幡町長、各幼稚園・保育園の代表者らがテープカットを行った。

 入場無料。ヒマワリの見頃は8月10日ごろまで。

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