石川県の農業応援団づくり事業「じわもんライフ」は5月20日、タウン情報誌「月刊Clubism(クラビズム)」と共同で「じわもんカレープロジェクト」を立ち上げ、現在、県内8店舗で期間限定の特製カレーを提供している。
コバタルームで提供している「金時草とモッツァレラチーズのカレー」
「いしかわの恵みをおいしく食べて、ふるさとの食を支える農業をしよう」との趣旨で活動する同事業体。県民や企業、流通業者から農業応援団(じわもんサポーター)を募り、生産者との関わりを持ちながら、ふるさとの活性化を図ることを目的に昨年活動を開始した。同プロジェクトは、カレーを通じて地元の野菜を紹介し、農業や農産物への関心を高めるのが狙い。
同プロジェクトに参加する店舗は、コバタルーム(金沢市横川)、カフェ・アルコ・メルカート(同青草町)、シャルマ(同堀川新町)、樫(同東原町)、萬屋さむ(同新保本)、キャベツ(同駅西本町)、プリマベーラ(野々市町三納)、ルビーナ(同新庄)の8店。
加賀野菜の金時草を使用した「金時草とモッツァレラチーズのカレー」(1,300円、コバタルーム)や、近江町市場の旬の野菜5種類を使い魚介と合わせた「近江町市場のじわもんカレー」(1,050円、カフェ・アルコ メルカート)など、各店が趣向を凝らしたカレーとサラダのセットメニューを提供する。
期間中、同プロジェクトの特製カレーを食べたその場で感想などを携帯メールで投稿すると、抽選で県内産の有機野菜セットが当たる企画を用意するなど、カレーを味わいながら地元の野菜やじわもんに目を向け、食べて楽しんでもらおうという試みも。
各店でのコラボメニューの提供は8月31日まで。