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美大生がデザインする「えどがわ」伝統工芸-県立伝統産業工芸館で交流展

若者のセンスが光る作品が並べられた会場

若者のセンスが光る作品が並べられた会場

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 石川県立伝統産業工芸館(金沢市兼六町、TEL076-262-2020)で現在、東京・江戸川区の伝統工芸の職人と3つの美術系大学の学生の共同作品を並べる「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト展」が開かれている。

型小紋のテディ・ベアも

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 同区では、行政の支援の下、職人の技に美大生の斬新なアイデアを加えて、現代のライフスタイルに合った工芸品を創り出す「産学公プロジェクト」を2003年から実施している。協力しているのは多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学の学生で、鋳金、漆芸、江戸扇子、江戸風鈴、組子建具、陶芸、型小紋、染色の8人の職人が学生たちのデザイン・企画を形にしている。

 今回、展示しているのは、型小紋のテディ・ベアや漆塗りのスマートフォンケース、鼻緒付きの着物用和風スリッパなど約60点。来場者は市販品とは一味違った独創的な作品群に見入っている。

 同展は、同館が他地域の伝統工芸振興に向けた取り組みを紹介する「工芸館交流展」の第一弾。

 開館時間は9時~17時。3月中は木曜休館。入場料は、18歳以上=250円、65歳以上=200円、17歳以下=100円。3月30日まで。

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