全国のセブン-イレブンで現在、春の行楽シーズンに合わせて石川県の老舗旅館「加賀屋」(石川県七尾市)監修による弁当「加賀屋弁当 春」の予約販売が行われている。
同館が監修した弁当の販売はコンビニでは初。クオリティーの高い商品の開発を掲げる同社が昨年、全国的にも知名度の高い同旅館監修の「おせち」を販売したところ完売するほどの好評を得たことから、今回のコラボが決まった。
「北陸の食材」と「加賀屋ならではの春の演出」をコンセプトとする同商品は、彩り豊かなおかずのお重と、ちらしずしのお重をセットにした二段弁当。食材は五郎島金時、能登大納言、卵などの北陸産にこだわり、約10万食の販売を予定する。
一段目のおかず重は、エビすり身・イカの黄身焼き・鶏つくね団子を三色団子に見立てた蒸し物のほか、フキやアスパラなど春ならではの食材を使用し季節感を盛り込んだ。二段目には、錦糸卵、おぼろ、大粒イクラ、エビ煮など春をイメージした鮮やかな色彩の食材をふんだんに使ったちらしずしを敷き詰めた。
同社広報センターの伊藤さんは「加賀屋監修によるエキスがしっかりと詰め込まれた上質な弁当を、お出掛け先の店舗に予約するなど行楽のお供にしてもらえれば」と呼びかける。
価格は、1,575円。商品の引き換えは3月25日から。全国の店舗ほか、同社グループのそごう・西武(2店舗)・イトーヨーカドー、同社のサイトでも販売する。