サークルKサンクス(東京都中央区)が「健康」をテーマに石川県と共同開発した弁当「うまいげんよ!食べてみまっし弁当」が2月17日から、期間限定で販売されている。
同社は同県との包括協定の下に2009年にも弁当を共同開発しており、今回が2回目。県健康福祉部、食生活改善推進協議会のメンバーと同社の約25人が携わり開発した同商品は、健康を意識する中年男性をターゲットに、同県が推奨する「食事バランスガイド」に沿ってカロリー・塩分・脂肪分・野菜量などを考慮に入れながら開発を進め、数度の試食会を経て商品化にこぎ着けた。
メニューは、輪島産かじめ入り豆腐ハンバーグ、焼きサバ、ネギ入り卵焼き、小松菜のなめたけ和え、ヒジキとクワイとゴーヤのサラダ、モヤシとニンジンのボイル、ごろっと野菜のきんぴら、サツマイモレモン煮、石川県産コシヒカリを使ったショウガご飯と白ご飯。健康に気遣いながらも味わいとボリュームを考え、約600キロカロリーに抑えた。
同社広報担当の魚谷貴之さんは「県のガイドの基準を満たすための味付けや食材選びに苦労したが、カロリーや脂肪分など健康を気遣う人がおいしく味わえる内容に仕上がった」と自信をみせる。
価格は498円。北陸3県の約400店舗で、3月16日まで販売する。