石川県酒造組合連合会(金沢市元町、TEL 076-251-2115)が現在、県内22の酒蔵の大吟醸と純米大吟醸のしぼりたて原酒を数量限定で予約販売している。
同組合では、毎年一斉発売する秋の新酒「石川ひやおろし」が好評を得ていることから、春の歳時商品として「大吟醸 初しぼり」を初企画。酒蔵見学でも試飲が難しく、価格も高めであることから、普段は飲む機会の少ない大吟醸のしぼりたて新酒を1合単位で販売することでPRを図る。一斉発売にあたり、22銘柄の瓶やラベルの規格を統一し、さらに蔵ごとに数量を限定し計約9,000本を用意する。
参加する銘柄(蔵元)は以下の通り。長生舞(久世酒造店)、御所泉(武内酒造店)、日榮(中村酒造)、福正宗(福光屋)、加賀鶴(やちや酒造)、萬歳楽(小堀酒造店)、天狗舞(車多酒造)、手取川(吉田酒造店)、酒峰加越 黒ノ滴(加越)、十代目(橋本酒造)、神泉(東栄松商店)、夢醸(宮本酒造店)、池月(鳥屋酒造)、ほまれ(御祖酒造)、竹葉(数馬酒造)、能登誉(清水酒造店)、宗玄(宗玄酒造)、奥能登 谷泉(鶴野酒造店)、末廣(中島酒造店)、奥能登の白菊(白藤酒造店)、金飄白駒(日吉酒造)、大江山(松波酒造)。
先月28日に予約を開始したところ、既に完売となる蔵も出るなど人気を集めている。同組合事務局長の佐竹さんは「蔵人の技術を結集し手間暇かけて醸した新酒をぜひ味わってみてほしい」と呼びかける。
予約は県内の酒販店で受け付けている。締め切りは2月25日。発売は3月18日。問い合わせは同組合まで。