金沢21世紀美術館(金沢市広坂、TEL 076-220-2800)のシアター21で2月5日、「応用技術時代の芸術 今時のアートとの良い付き合い方」をテーマにトークイベントが行われる。同館が展開する「二十一世紀塾」の一環。
同塾は、さまざまなジャンルで活躍するアーティストや知識人との話場を定期的に設け、発展させていく21世紀版の寺子屋。今年は若い才能や新しい表現が生まれてくる現場を作り出すキュレーターをモデレーターに迎え、今まさに誕生してくるモノや表現を体感できる場を提供する。
今回、モデレーターを務めるのは複合文化施設「スパイラル」チーフキュレーターの岡田勉さん。2部構成で、今注目すべき新たなものづくりやその取り組みについて、ゲストとともにトークを繰り広げる。
第1部では、陶芸家で著述家の葉山有樹さんとフィンランドセンターの文化・コミュニケーション担当マネジャーのアールネ・トイヴォネンさんをゲストに迎え、「葉山有樹の仕事とフィンランドの国際文化交流」について語り合う。
第2部では、スパイラルのチーフプランナーでグッドアイデア代表の松田朋春さんを迎える。「新しいモノづくりの取り組み」をテーマに、プロダクトデザイン界において現在の潮流の先駆けとして注目されている同社の取り組みを紹介し、松田さんがアーティストのユニークな視点やアイデアの源泉について、商品を交えながら解説する。当日は、作品の展示や商品の販売も予定する。
開演は16時。料金(全席自由、1ドリンク付き)は2,000円(前売り=1,500円)。