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イオンシネマ金沢フォーラスで「午前十時の映画祭」-毎朝10時から名作上映

ローマの休日(上映期間=10/15~10/21) ©1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

ローマの休日(上映期間=10/15~10/21) ©1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

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 金沢の映画館「イオンシネマ金沢フォーラス」(金沢市堀川新町、TEL 076-231-8650)で2月5日より、「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」が開催される。来年1月20日までの約1年間にわたり、毎朝10時から外国映画の名作50本を順に上映する映画祭で、石川県内での開催は初めて。

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 主催は映画演劇文化協会(東京都千代田区)。近年、映画関係者の間で観客の「洋画離れ」が指摘されていることから、若者らが劇場で名作を見る機会を提供し、洋画そのものに興味を持ってもらおうと企画された。

 上映作品は、全国の映画ファンの投票と、映画評論家のおすぎさん、脚本家の三谷幸喜さんら選定委員の推薦などを基に選ばれた作品。1950~1970年を中心とする洋画の黄金期に製作されたものが多く、「十二人の怒れる男」(2月5日~11日)やマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」(4月30日~5月6日)、「大脱走」(6月11日~17日)、「ニュー・シネマ・パラダイス」(6月25日~7月1日)、「ショーシャンクの空に」(9月17日~23日)、オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」(10月15日~21日)などをラインアップする。各日の上映は10時からの1回だけで、1週間単位で次の作品に切り替わる。

 昨年2月、富山県をはじめとする23都道府県の25館で同映画祭を始めたところ、今年1月7日までの観客動員数は約56万5,000人、興行収入は約5億5,000万円に上り、好評を博していることから、今回、新たに18県の25館を加えた。関係者によると、ほぼ毎週映画館に足を運び、50本のうち40本以上を見たという年配客が非常に多かったという。1年目の作品は今年、イオンシネマ金沢フォーラスで上映されるものと同じで、同日までの観客動員数トップ3は、1位=「ショーシャンクの空に」、2位=「ローマの休日」、3位=「大脱走」だった。

 鑑賞料金は、一般=1,000円、学生=500円。

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