米国の高校生とジャズで交流-金沢市民芸術村でコンサート

熱のこもった演奏を繰り広げた「ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21」

熱のこもった演奏を繰り広げた「ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21」

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 ジャズ演奏を学ぶ金沢市と姉妹都市・米バッファローの子どもたちが共演するコンサート「空を翔(かけ)るJAZZ(ジャズ) バッファロー~金沢 姉妹都市交流事業」が11月23日、金沢市民芸術村(金沢市大和町)で開かれ、聴衆約250人が演奏に聴き入った。

オープニングを飾った「音楽を楽しもう♪SPECIAL BAND」

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 金沢市側から出演したのは、日ごろ、同芸術村で練習をしている中高生の「ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21」と、小中学生と講師による「音楽を楽しもう♪SPECIAL BAND(スペシャル・バンド)」。バッファローからは、音楽科を持ち、200人を超える生徒がバンド活動をしているハンブルグ高のジャズアンサンブルの18人が来日した。

 「JAZZ-21」は2006年に渡米して、同アンサンブルと合同コンサートを開いており、2回目の共演となった。

 コンサートは、「音楽を楽しもう♪SPECIAL BAND」がオープニングを飾り、メンバーの小学生らが「聖者の行進」「セサミ・ストリート」「テキーラ」など、なじみのある楽曲を軽快に演奏した。

 そろいの赤のジャケットと黒のパンツで登場した「JAZZ-21」は、ヒバリが舞う姿を表現した「スカイラーク」「ソウル・ボサ・ノバ」などを披露。ソロ・パートも堂々と奏で、聴衆から盛んな拍手を浴びた。

 米国のコンクールで受賞経験のあるハンブルグ高ジャズアンサンブルも、息の合ったステージで聴衆を魅了し、金沢の子どもたちは今後の参考にしようと真剣に聴き入っていた。

 フィナーレでは出演者全員による合同演奏が行われ、子どもたちは音楽を通じて友情を深め合った。

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