金沢市中心部の夜を明かりで演出する「金澤月見光路(こうろ)」が9月17日、広坂で開催され、広坂商店街や金沢市役所前広場、しいのき迎賓館、金沢21世紀美術館周辺に2千基の照明オブジェが並べられた。
「金澤月見光路」は金沢工業大学が地域貢献プログラムの一環として企画。7回目を迎えた今年は、同大の学生に加え、菊川町、新竪町、馬場の各小学校、馬場幼稚園の児童・園児が製作に協力した。
初めて会場となったしいのき迎賓館では、新作6作品がお披露目された。ヒマワリの花をかたどった大小のオブジェ1,100基を組み合わせたものや、芝生の上を飛ぶホタルをイメージしたかご型のもの、かまくらを思わせるドーム型のものなどがあり、「光の遊園地」のようなイメージを創出。淡く柔らかな光が幻想的な雰囲気を作り上げ、訪れた親子連れやカップルらは心地よい風を感じながら夜の散歩を楽しんだ。
18日20時からは、石浦神社で「あかりウエディングショー」が行われ、照明オブジェが照らすステージで婚礼衣装とウエディングドレスの新作が披露された。