金沢中央卸売市場に丼専門店「金澤スタミナ丼」-食肉加工会社が開く

「金澤スタミナ丼」の能登産豚スタミナ丼

「金澤スタミナ丼」の能登産豚スタミナ丼

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 金沢中央卸売市場の市場通りに6月16日、丼専門店「市場のまかない 金澤スタミナ丼」(金沢市西念、TEL 076-260-7366)がオープンした。

「金澤スタミナ丼」の外観

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 同店を経営するのは、食肉加工品製造販売の「シラカワフーズ」。市場で早朝の競りを終えた関係者も利用できるよう早朝5時に開店する。店舗面積は33平方メートルで、カウンター中心の席数は16席。客単価は600~700円。

 「市場関係者は食材を扱うプロ。味のごまかしはきかない」と同社取締役の松本正則さん。本業の食肉を中心に、食材の品質と地物にこだわったメニューをそろえる。看板メニューは、「能登産豚スタミナ丼」(580円)と「国産牛スタミナ丼」(680円)。「加賀野菜丼」(500円)は、加賀太キュウリ・千石マメ・金時草のかき揚げをトッピングするなど、旬の素材を選ぶ。そのほか、市場の新鮮な魚介を使った「いちば海鮮丼」(880円)、「能登産豚ロースカツカレー丼」(750円)、ヨード卵を使用した「こだわり玉子丼」(480円)などもそろえる。

 金沢人の口に合うようアレンジした特製のスープも用意し、半分まで食べた丼に加え、好みで唐辛子や辛菜をトッピングする「2度おいしい」楽しみ方も提案する。

 早朝3時30分と5時に競りを行う同市場で働く市場関係者の朝食使いにと考えた朝定食(450円)は3種。ご飯とみそ汁をベースに、オクラ・納豆・メカブが付く「粘ってトリオ」、とろろ・ヨード卵が付く「スタミナ月見とろろ」、石川県産大豆を使用した豆腐を使った「さらっとヘルシーとうふ」など、健康面にも気を配る。

 松本さんは「市場関係者以外にも地元の人に親しまれるよう、素材の良いものを提供してじっくりとファンをつかんでいきたい。市場通りの活性化にもつながれば」と話す。

 営業時間は5時~20時(日曜・祝日・休市日は11時~)。

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