フリーペーパー「美少女図鑑」金沢版が6月6日、創刊された。
「美少女図鑑」は「地方都市に美少女を増やそう」と制作されるファッション写真誌。その地域に住む「普通の女の子」がモデルとなり、ヘアサロンやファッション関連の商品をPRする。同誌は現在、全国32都市で発行(一部予定)されており、人気の読者モデルがそのままタレントや女優、モデルとしてデビューする例もあるという。
北陸3県で初となる金沢版は、広告代理店ディーアンドディーアソシエイツ(金沢市福久東1、TEL 076-257-1802)が版権を得て運営する。創刊号には県内の10~20代の女性44人が登場。「Color」をテーマに、ヘアアーティストやスタイリスト、カメラマンなどプロのクリエーターがその魅力を引き出している。表紙は色とデザインを変えて4種類あり、店舗を巡って全種類を集める楽しさも用意する。
同社取締役で「金沢美少女図鑑」編集長を務める桧原功治さんは「本誌はスタイリストやカメラマンの作品発表の場でもある。2カ月という限られた制作期間の中で、完成度の高い誌面が仕上がり、私自身とても感動している」と振り返る。
竪町のアパレル店「Brics apartment(ブリックス・アパートメント)」内のカフェギャラリーで6日・7日に開催された創刊記念イベントは、同紙に掲載された写真を引き伸ばした大型パネルを展示するとともに、モデルの新規受け付けやテスト撮影なども行うなど、若い男女でにぎわった。
同紙は年2回の発行予定。モデルの応募受け付けは主にホームページ上で行う。桧原さんは「モデルさんや制作スタッフなど、参加している人が楽しむことで、よりよいものを作っていきたい」と12月発行予定の第2号に向けて意気込みを見せている。
発行部数は2万部で、ヘアサロンやファッションビル、カフェ、アパレル店など県内100カ所で無料配布している。