石川県産業展示館（金沢市袋畠町南）3号館で1月23日、県内のご当地グルメを一堂に集めたイベント｢いしかわ食のてんこもりフェスタ｣が開催される。

　県内の食文化の発信と知名度向上を目的に初開催される同イベントは、2014年の北陸新幹線開業を見据え、官民一体となって地域の食をPRする。

　出店するのは、「金澤おでん」（金沢市、金澤おでん嗜み会）、「能登鍋」（七尾市、能登・七尾「鍋」のまちプロジェクト）、「小松うどん」（小松市、小松うどんつるつる創研）、「小松塩焼きそば」（小松市、小松中華組合青年部）、「能登丼」（輪島市・珠洲市・穴水町・能登町、能登丼事業協同組合）、「かがやき」（加賀市、加賀まれびと交流協議会）、「福招くはくいなぎさの宝箱」（羽咋市、羽咋まいもん創造塾）、「つるぎTKGY（たまごかけごはん焼き）」（白山市、鶴来商工会青年部）、｢白山百膳｣(白山市、白山商工会)、「西能登しか丼」（志賀町、志賀町観光協会）。

　イベントではそのほか、同県出身の料理人・道場六三郎さんによる創作料理の披露、大学生による創作メニューの出店、県内の伝統工芸品・こだわり商品の紹介と販売も行われ、ステージでは加賀・能登の伝統芸能も披露する。

　同イベント事務局の越野晃さんは「県内の食を通じて地域おこしに取り組み、将来、全国区のご当地グルメとなるかもしれない団体が一堂に集うイベントに、ぜひ家族そろって足を運んでほしい」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～16時。問い合わせは同フェスタ実行委員会事務局（TEL 076-225-1312）まで。