金沢のギャラリーショップ&カフェ「コニーズアイ」(金沢市武蔵町、TEL 076-204-8431)で現在、企画展「DANESE×ROBOTS~革新的なイタリア製品を生み出す」が開催されている。
同展では、イタリアのモダンデザイン界に影響を与え続ける雑貨メーカー「DANESE(ダネーゼ)」と家具メーカー「ROBOTS(ロボッツ)」を紹介し、椅子やテーブル・照明・ステーショナリーなど約30点を展示・販売する。
ダネーゼは1957年、ミラノでブルーノ・ダネーゼとその妻・ジャクリーン・ヴォドツが設立した、日用品を主に扱う小さなショップ。1960年代には「デザイン関係者はミラノを訪れると必ずダネーゼに立ち寄る」といわれるほど、モダンデザイン界で重要な役割を担ってきた。1991年にいったん閉鎖されたが、2000年に活動を再開、現在に至る。ファッションとしての大量消費に流されない商品哲学を持ち、「長く使い続けられる良品」を提供し続けている。
一方のロボッツは1962年に設立された家具メーカーで、伝統的な工業技術を駆使した金属素材(スチールロッドやアルミ)による製品が特徴。シンプルで機能的、革新的でありながら万人が使えるような安定感を持ち合わせる。1970年代に入ってからは著名なデザイナーを積極的に起用し、素材本来の美しさを最大限に引き出すもの作りに取り組んでいる。
同ギャラリーオーナーの小西さんは「普段は見る機会の少ないイタリアのデザインに、ぜひ触れてみてほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休(祝祭日は営業)。2月13日まで。