石川県で活動する建築士集団「アーキレベル」(金沢市米泉町、TEL 076-236-2142)は11月21日~23日、住宅設計の創作現場を公開する「We Love Home展」を金沢市民芸術村(金沢市大和町)で開催する。
6つの設計事務所、7人の建築士で構成される同グループ。メンバーは源野統夫さん、土本優さん、戸井建一郎さん、馬場弘勝さん、福田康紀さん、宮徹也さん、由田徹さん。建築設計のレベル向上や新しいあり方を求め、建築・空間デザインをより良いものしたいと考える有志が集まった。「よい家を建てるには、設計プロセスにこだわることが大切」(同メンバー)と、施主の思いや対話の時間を大切にした家づくりを目指している。
同展では、会場に大きなワークテーブルを置き、普段見ることのできない7人の建築士のアトリエを再現。巨大な模型やスケッチ、図面、パソコン、専門誌、見積書などを展示し、来場者は創作現場を間近に見ることができる。「メンバーが7人7様のスタイルを展示することで、住宅設計をより分かりやすく示し、広く認知してもらいたい。夢の住まいとは何か?を考えるきかっけになれば」と同メンバー。
同グループは、施主と建築士による新しい家づくりを行う「アーキレベル・ホーム」、建築設計の研究、情報交換、集いの場から新しい発見やレベル向上を目指す「アーキレベル・サロン」、建築の新しい可能性を発表する「アーキレベル・ギャラリー」、コンペティションへの参加や、団体・個人に対して建築の提案を行う「アーキレベル・プロジェクト」の4つを柱に活動している。
開催時間は10時~17時。入場無料。