石川県庁19階の交流コーナーで現在、愛の言葉や感謝の言葉を書きつづった「アート・マンダラ」展が開催されている。
アート・マンダラは、家族や友人、自然界に対する感謝の言葉や、明るいプラス思考の言葉を小さな文字で同心円状に書きつづり、一つの絵画のように見せるもの。日本で生まれたアートで、現在世界50カ国 66言語以上で制作されているという。
同展ではアート・マンダラグループのメンバーや子どもたちがこれまでに制作した作品を中心に約50点を展示。離れて見ると地球や海、草花、幾何学模様を描いた普通の絵画のようだが、近づいて見ると「ありがとう」などの細かい文字がきれいに並んでいるのが分かる。このほか、子ども向けにアート・マンダラの描き方を紹介する体験コーナーも設置する。
同グループ・メンバーの一人は「言葉にはエネルギーがある。マンダラに感謝の言葉や明るい言葉を書いていくと、感謝の気持ち、前向きな気持ちが内側からあふれてくる」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。入場無料。今月30日まで。