北陸地区のサークルKとサンクスの390店で現在、金沢産のはちみつを使った地産地消がコンセプトのオリジナルパン「金沢産はちみつとマーガリンのパン」が期間限定販売されている。
サークルKサンクス(東京都中央区)が2007年5月から展開している地産地消企画「北陸MOTプロジェクト」の一環で、養蜂業者「みつばちの詩」(金沢市浅川町)とのコラボ商品。同社は、創業79年の老舗の製法と最新の工場設備で安心と安全にこだわったはちみつを作り続けている。同商品の開発に当たり、はちみつの供給や商品開発のアドバイスも行った。
「金沢産はちみつとマーガリンのパン」は金沢市・湯涌温泉近くの山中で採取したはちみつを使用。はちみつ本来のおいしさを生かしたままパンに加工し、香料は使っていない。グラニュー糖入りのマーガリンが、はちみつの甘さと芳醇(ほうじゅん)な香りを引き立てている。
同プロジェクトは「HOKURIKU MOT PROJECT」として、北陸3県の食材やメーカーと共同で「地産地消」をコンセプトに商品の企画開発・認定販売を行う。石川県ではこれまで、地元大学と共同開発した地物野菜などの食材を使った弁当や、加賀野菜の金時草(きんじそう)を具材にした手巻きおにぎり、能登・珠洲産の塩をアクセントにしたカスタードプリンなど、菓子から総菜まで幅広い商品を展開している。
価格は126円。販売は今月27日まで。