和紙をすいてミニびょうぶを作るワークショップが2月23日、いしかわ生活工芸ミュージアム(金沢市兼六町)で開催される。
同館で開催中の企画展「和紙をつくる。和紙をつかう。」の関連イベントで、造形和紙作家の山浦定雄さんが講師を務める。
山浦さんは1990(平成2)年に石川県へ移住し、吉野工芸の里(白山市)を拠点に活動。インテリア用の建築和紙を多く手がけ、金沢駅の北陸新幹線改札口に設置されている和紙作品「光柱」も制作した。企画展では、外部講師として指導するアットマーク国際高校(金沢市上堤町)伝統工芸部と共に和紙で制作したウエディングドレスや着物などの作品を出品する。
ワークショップでは、山浦さん独自の技法によって参加者がすいた和紙を使い、二曲一双(2枚一組)のミニびょうぶを制作する。一扇のサイズは幅15センチ、高さ21センチ。同館広報担当の弓場麻衣さんは「和紙作りと、和紙を使った表装の両方を体験できる。すき方によって生まれる厚みや質感の違いをデザインとして生かせるのも魅力。ミニびょうぶは卓上に置きやすく、小さなひな人形やかぶとなど、季節の小物を飾るのにもおすすめ」と話す。
弓場さんは企画展について、「和紙を作る職人と、その和紙を素材に作品を制作する作家の両方を紹介しているのが見どころ。加賀二俣和紙や加賀雁皮紙(がんぴし)、能登仁行和紙など県内の伝統的な手すき和紙に加え、現代技術で進化した機械すきの和紙も取り上げた。展示やワークショップを通して、和紙の多様性と生活への取り入れ方を伝えたい」と話す。
開催時間は10時~12時、13時~15時の2回。参加費は1,800円。定員は各回8人。小学生以上対象。要予約。企画展は3月9日まで。