金沢市内にあるレストラン8店が11月10日、カニ漁解禁に合わせたグルメフェア「金沢香箱 de ニューレストラン」としてオリジナルコース料理の提供を始める。
今季のカニ漁は11月6日から3月20日まで行われる。石川県では資源保護のためメスガニ漁は12月29日までとしている。金沢港で水揚げされ、大きさや容姿などの条件を満たしたズワイガニの雌には「金沢香箱」のブランド名を付けて出荷している。
フェア期間中、「金沢香箱」を使った各店オリジナルのディナーコースを用意する。参加店は、「ラ・ルーチェ」「ターヴォロ・デル・グッフォ」(以上、金沢市片町2)、「ピアット・アルテ」(片町1)、「ビストロ・ユニク」「トラットリア・ペルティカ」(以上、笠市町)、「アンティカ・バール・レピ」(尾山町)、「ラ・リナ」「クッチーナ・ケンイチロウ」(以上、香林坊2)。料金は8,000円~1万円(各店で異なる)。
同企画コーディネーターの山田元一さんは「カニは和食の食材としてイメージが強く、調理の幅もやや狭い。金沢香箱の食材としての可能性を訴求するために、洋食系の地元飲食店とコラボを考えた。特に今回は2023年以降にオープンした新しいレストランに声をかけ、各店の特徴を出して工夫してもらっている。金沢香箱の消費拡大につながれば」と話す。
12月7日まで。