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金沢・ひがし茶屋街に鶏料理店「東山 鳥肌」 築140年の元酒屋を改修

蔵を改修した掘りごたつ席

蔵を改修した掘りごたつ席

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 鶏料理店「東山 鳥肌」(金沢市東山1)が9月16日、金沢の観光地・ひがし茶屋街にオープンした。

築140年の町家をリノベーションした「東山 鳥肌」

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 「丸鶏料理と濃厚水炊き鍋」を看板メニューに掲げる同店は2017(平成29)年に東京都大田区内にオープンし、同店が2店舗目。経営するJAM Restaurant Corporation(東京都品川区)の飯高晶之社長(「高」ははしごだか)は、金沢・ひがし茶屋街に出店した理由について、「築140年の酒屋だった建物に出合ったことが決め手」と話す。

 蔵付きの町屋の梁(はり)や窓などをそのまま残してリノベーションした店内は、1階のカウンター席、テーブル席、掘りごたつ席に加えて、2階のテーブル席と個室の全110席を設ける。厨房の上は吹き抜けになっており、カウンター席だけでなく2階からも調理の様子を楽しめるのが特徴。

 料理に使うのは三重県産の「伊勢どり」。8時間煮込んだスープに鶏肉やつくね、季節の野菜などを入れた「濃厚水炊き鍋」(1人前2,800円、2人前~)のほか、同店限定の「焦がし味噌(みそ)生姜(ショウガ)水炊き鍋」(同3,100円、同)も提供する。 「焼き鳥おまかせ五本盛り」(1,300円)や加賀野菜、能登豚バラ、能登牛、金沢港で水揚げしたアジなどを使ったメニューもそろえる。店内にはワインセラーも設置し、アルコールメニューも充実する。

 飯高さんは「鍋文化が浸透する石川県だが、水炊き鍋を提供する店はあまりない。鳥肌ものの水炊き鍋を多くの人に楽しんでもらえれば。気軽に来られる価格設定なので、観光地にありながら地元の人にもかわいがられる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は17時~23時(日曜・祝日は22時まで)。

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